-新しい苦しみ、しかし好調

 2店舗を見るていうのは思った以上に大変です。今自分はきっと経営者として過渡期です。今まで1店舗だったらいつでも自分がいるからその状況の判断はできましたけど、今はすぐに対処しにくくなって、それが大変です。

 そういった点はラーメン屋さんの先輩から色々教えてもらったりしながら、頑張っています。横のつながりに結構助けられていますよね。その流れ的に出来上がったのが関西ラーメン向上委員会ですね。今は少しずつ増えてきていますね。

 その場で経営者同士の話も出来るので、お互い刺激しあって、アドバイスしあえて、そういう輪が広がっていけば情報収集もいくらでも出来るし、つながりも出来るし、これは本当にやってよかったな、と思っています。

-2店舗目セブンが次世代ラーメン決定戦で優勝、カップラーメンへ

 その阿倍野のセブンも同じく最初の半年くらいまではやっぱりしんどかったですね。本当に軌道に乗るまではただ耐える耐える、という感じです。全く状況は変わってくるはずだ、と信じて。

 そうしているうちに、セブンのラーメンを次世代ラーメン決定戦というものに応募させてもらいました。16店舗選ばれたうちの優勝店舗がカップめんになるというキャンペーンなんですけど、それで優勝させてもらったんです!それでマルちゃん製麺さんの協力のもと、出させてもらうんですよ。

 オペレーション自体はおかげさまで従業員が育っていたので 特に問題なく出来ていました。なかなか楽しく出来ましたよ。ただ売上だけ見ると最初の3ヶ月~半年はやっぱり厳しいですよ。

-諦めずにやれば、絶対に成功する。

 店名の由来なんですけど、自分のJUNKをOPENさせるまでのストーリーがかなりのでこぼこ道だったので、ジャンクな道のりという事で、JUNK STORYという名前になりました。そこで、「きんせい」の大将との出会いがあって、僕はここまで来れた。

 それらを通じて僕が学んだことは、暖かい心を大事にしたい、というそういう気持ちをそのまま社名にしました。社名のWarm Heartです。みんなに伝えていきたいコトは、 “諦めなければ夢は叶う”ということ。JUNK STORYを出すという夢も叶ったし、天王寺に行くという夢も叶ったし、カップ麺も叶ったし、嫁に結婚式を挙げてあげるのも叶ったし、全国紙に乗るのも叶ったし、けれども、それも全て“諦めなくて良かった”ということだと思います。

 だから、これからの若い子には何もかも諦めずに頑張っていって欲しいな、って思いますね。

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