-3年経ち、初めて“創業”の手伝いの仕事をする

 働いていた時の上司が塾の事業を始めて、そっちにうつりました。一緒に生徒集めとか、そういうのをやろうという事で、集客と運営を任されました。仕事自体は全く文句無くやりがいを持ってやれていました。僕はもともと教師になりたかったので、自分の想いに近づいていると思っていましたよ。やりがいはとてもありましたが、実際の収入は以前よりかなり安くなっていました。

 そして3年ぐらいで、自分なりの転換期を迎えました。自分の運営している教室自体は順調で、生徒数も100人超えてはいましたが、業界自体の将来性や会社全体の業績の状況もあって、自分なりにやることはやったと納得して次の道を探しました。

-自分は“つくる”ことが好きかも知れない。最初は小さな想いだった。

 そこでもともと料理を作ることが好きだったので、飲食業界を考え始めました。うちの両親はもともと百姓で、朝起きたら畑に出ていました。そういう生活を送る家族だったので、自分のことは自分でやるという考え方の家庭で育ちました。料理に関しては、僕は3つ上の兄貴がいて、その時に“お弁当は交代でやろうな”という話だったのが気が付いたら自分が大半を作っていて。笑

 まぁ、良くある話ですよね。結局中1~高3の6年間自分の弁当を作りました。もともと料理に関心を持ったきっかけは、実は私の祖母が僕の師匠だったんですよ。一緒に料理を良く作っていて、自分で自分の手を包丁で切ってしまった時のことを良く覚えています。

 なので、僕は“つくる”という事に関しては嫌いじゃなかったです。それが小さいながらも、飲食業界に入るきっかけだったんですよ。

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