-出来る限り弟子たちが苦労せずに軌道に乗れるように。

 1つの店舗を儲かるようにするのってとっても大変ですよね。実際に僕も3年間かかって、ギリギリの時は“あと1ヶ月やってダメだったら閉めなきゃいけないかもな・・・”っていう所まで追い込まれました。なので、せっかく出会った店で頑張ってくれる子達には、苦労せずにやっていってもらえた方がいいな、って思って、そういうお店を作っていきたいと思っていたんですね。看板に力があるような・・・ね。僕もCoCo壱番屋の経験を経て、かなりそういう事で助かりましたから。

 うちのお店はまぁ、それなりに名も知れてきましたし、その屋号なりをうまく使ってもらって、経営ベースに乗ったら譲渡していくような形を取っていけたらな、と思っていますよね。あまり苦労させたくないな、という想いが一番あります。

-僕は縛られるのが嫌いだった。だから弟子にも新しいことをやらせたい。

 僕の教育の仕方ですが、習うよりは慣れろ、という形で現場に立たせて体にしみこませるようにしていますね。なので、基本的に素直で真面目で謙虚、こういう子しか採用しないです。体が健康でしっかりしてるのは前提ですけどね!

 何より“素直さ”が無い子はなかなか伸びないと思うので、まずは謙虚さを持ってしっかりやれる子と出会いたいなぁ、と思います。それさえあれば、実際何でも出来ますからね。一応採用基準としてはそういう事を持っていますね。

 会社っぽい事としては、月に一回ミーティングをしています。うちの屋号を使ってののれん分けの場合には、基本のグランドメニューは守ってもらいつつ、限定メニューは自分で好きなものを作ってOKという形である程度の自由と幅は持たせていますね。僕が縛られるのが嫌いだったので、弟子たちにも新しいことや工夫はどんどんやれと言っています。

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