－お客様の応援で店を続けることができた
最初のラーメン屋を開業する時は、「豚骨魚介でいこう！」というのは決めていました。やっぱり当時、豚骨魚介系のラーメンは全然なくて、食べ歩きをしている時に豚骨魚介出会って衝撃をうけて「これで行くしかない！」って思ったんです。
オープンした当時は、毎日味を美味しく改良していってたんですが、味がどんどん変わっていってもお客様が離れずに食べに来てくださったことに本当に感謝ですよね。だから、お客様に応援して頂けたことが唯一生き残れた理由だと思います。
だからこそ、お客様をすごい大事にしないといけないということを感じていて、スタッフのみんなにはそれをすごく強く教育しています。
－東日本大震災での炊き出しの経験が店舗展開へと突き動かした
最初は全く店舗展開は考えていなくて、美味しいラーメンができてお客様に「このラーメン美味しいね！」って言ってもらえればそれでいいという考えだったんです。ただ、２０１１年の３月１１日の東日本大震災が起きた時に、僕らも店を閉めていたんですが、ラーメンなら作れるから炊き出しに行ったんです。被災して２週間程度しか経っておらず悲惨な状態だったので、温かいラーメンが寒い現地でめちゃくちゃ喜んでもらえて、そのみんなのいい笑顔を見てると「やっぱりなんかラーメンって力あるなぁ～！」って思ったんです。
だから、その時にラーメンの持つ大きな力を強く感じたのがきっかけで、「もっと多くのいろんな人にラーメンを広げていきたい！」っていう意義を見つけて、今では“明日の一杯を創る”っていうことでラーメンクリエイターを名乗っているんです。
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