-夢だったアメリカでの会社経営を諦め実家を継いた

 実家の食堂を継ぐに至った経緯なんですが、実は僕、高校を卒業してからTUJというアメリカの大学に行ったんです。当時は、もっと英語が勉強したいということもあったし、「落合伸彦」さんの影響も受けて、アメリカで一旗揚げるというのがカッコイイと思っていたのでアメリカに留学したんです。

 でも、1年後にカルフォルニアから帰ってきた時に、実家の食堂を人が辞めて人材が足りないという状況もあり実家を手伝うことになったんです。その時に、バブルが崩壊して僕の実家も何千万も借金があることを知って、これはアメリカに戻ることはできない・・・と思ったんです。

-調理師学校で感銘を受けた言葉

 その後、食堂で働き始めるとある日おやじから「調理師学校に行ってみろ」って言われて22歳の時に夜間の調理師学校に行くことにしてみました。ぶっちゃけて言うといろいろな飲食店でアルバイトもしていた経験もあるので、調理師学校に行く必要なんかないと思っていたんですけど、行ってみると目から鱗でしたよ。

 その調理師学校でミシュラン獲得レストラン「ル・マンジュ・トゥー」のオーナーである「谷昇」さんから話を聞いたんですが「料理は作業になったらダメだ!理(ことわり)を料(はかる)と書いて料理。全ての行動に意味がある。その意味を考えず行動すると作業になる。作業には心がない。心がなければお客様は感動しない!」ということを言われてすごく感銘を受けました。

 当時は家業だったし、お客様に来てもらえることをありがたいと思うこともなかったし、飯を作って出すということしか考えてなかったんです・・・。

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