塩元帥 本店
大阪市淀川の向こう側の誰もが知る超繁盛店!関西トップクラスの勢いの“塩元帥本店”の最年少店長!
店名
塩元帥 本店
住所
大阪市淀川区木川東3-6-24
席数
32席 (カウンター8席、テーブル24席)

塩元帥 本店
大阪市淀川の向こう側の誰もが知る超繁盛店!関西トップクラスの勢いの“塩元帥本店”の最年少店長!
店名
塩元帥 本店
住所
大阪市淀川区木川東3-6-24
席数
32席 (カウンター8席、テーブル24席)

 高校卒業して普通に現場系のお仕事をしていたんですよね。溶接業をしていたんです。半年しかその仕事はしなかったんですが、印象に残っている事が、手を縫わなくてはいけないような怪我をした時に、病院にも連れて行ってもらえず、軍手をガムテープでぐるぐる巻きにして帰って、その後もめちゃくちゃ文句も言われて、こういう人たちについていけないわ!って思いました。それで結局辞めちゃいましたね。

 その後フリーターやりながら、寿司屋さんを目指してたんですよ。実家が寿司屋なんで。それで飲食業界に入りました。

 もともとラーメンが好きだったんで、西中島の「亀王ラーメン」で働いていたんですよ。そこでいい人たちに出会えて、19歳の時に、ラーメン屋さんでやっていこうと決めました。

 けど、20歳になって、自立しなきゃなぁと思いながらもお金がきつくて、掛け持ちしようと思って見つけたのが「塩元帥」だったんですね。それでどうにか採用してもらえて、夜中に「亀王ラーメン」で働いて、朝は「塩元帥」で働いて、っていう生活をずっとしていました。

 それでいろんな方の応援があって、1ヶ月か2ヶ月で入社してすぐ社員になれて、麺場や焼場に立てるようになって今に至る感じですね。まだ「塩元帥」が2店舗しかなかった時ですね。それから社員になって2年~3年で店長になりました。当時僕が22歳で、今年25歳になりました。

 上の人たちがどんどん成長して独立していくので、チャンスは多い会社だと思いますね。

 最初は年齢的にみんな年上ばっかりだったので、僕が気を遣ってしまって困ったことはありましたけど、しんどくて嫌だとかそういうのは全く無かったです。

 そういうのも、「塩元帥」の1ヶ月に3回やっている会議があるんですけど、会議で話し合う機会が持てていたので、言いやすい環境が出来上がってきて、徐々にそういうのもなくなりましたね。本当に良い環境だと思います。店舗でやる会議もめっちゃフランクに話しができるんですよ!

 僕は塩ラーメンには、実を言うとそんなに興味なかったんですよ。「塩元帥」に興味を持ったのは麺を自家製でやっていたところです。麺を自分でもつくってみたいなぁ~、と思いました。タレ以外は全部この現場で作っているので、「塩元帥」に入ってはじめてラーメンの楽しさを経験できたような気がします。

 みんなのお陰でラーメン屋って楽しいな、って思わせてもらいましたね。

 前の店長の時から、高橋社長から教えてもらったやり方は受け継いでやっています。僕もここのお店のスープに関しては他のお店よりずっとあっさりした透き通ったスープになっているかなぁ、と思います。笑

 大体4時間ぐらい濁らさないようにきれいなスープを作るように受け継いでやっています。かなり気を遣ってやっていますよ。

 素材は全店同じなので、違いが出る所は火加減だけなんですよね。火が強かったら鶏が出すぎたり、弱かったら鶏が出なかったりします。秋刀魚と鰹が入っていますね。

 豚・鶏・魚介全部一緒になっているスープです。入れるタイミングには気を遣ってしっかり分けてやっています。骨を割ったり、血を抜いたり細かな仕事を入念に手でやっています。水位を上げたり、調整して沸き加減を見ながら繊細な調整も手をかけています。

 毎回同じ作業なんですけど、スープは生き物なんでいつも違って、めちゃめちゃ面白いですよね。そこに秘伝のタレを入れるんです。本当にタレはスゴイと思います。

 タレは熟成する期間も見込んで1週間に1回のペースで送ってもらっています。

これが高橋社長が生み出した秘伝のタレです!

完全無添加で体にもやさしいんですよ!

 麺に関しては、その日の気温と湿度によって加水率を変えていかないと、すぐ伸びる麺になっちゃったり、硬くなっちゃったりするので、製麺の部屋はクーラーつけっぱなしなんですけど、湿度とかを見ながら、その日の配分等を決めてやっていますね。

 麺作りは社員全員がちゃんとできるようになっています。これも、自分だけができるのではなく、みんなができるっていうのがすごいと思います。

 これが出来ないと、特定の人のスキルに依存するし、みんなの休みとかにもバラつきが出てしまうので、そういうレベルの高さも「塩元帥」のすごいところだと思います。

 お客さんの層としては、土日は家族連れが多いです。カップルも多いですね。平日も結構そういう感じですけどね。昼はサラリーマンも多いですし、夏休み・冬休みは学生さんの団体も増えてきますし、年輩の方も多く来てくれます。若い人も多いですよ。

 この前、関テレの「ジャルやるっ!」って番組で取り上げてもらったんですけど、放送後には女性がたくさん来ましたね。

 人数で言うと平日で約300人です。土日になると400~450人です。客単価は一人1,000円前後です。駐車場も5台ぐらいしかないので、整理もしなきゃいけないんです。席数はカウンター8席、テーブル4席、32席で、「塩元帥」の店舗の中で1番小さいんです。

 よく言われるのが「塩元帥」って大体すごい二等立地なんですけど、やっぱり飽きないからずっとお客さんがリピートしてくれるのがありがたいですよね。一番、人気があるラーメンはやっぱり塩ラーメンです!

 あっさりしていて何度食べても飽きないラーメンです。

12回連続毎日食べてに来てくれるようなお客さんもいるんで、ほんとありがたいです。

 チャーハンもめちゃめちゃ美味いんですよ。

なんといってもうちの神が作る神チャーハンですからね!

(写真が神)

 一度食べてみてくださいよ!

 製麺所も店舗からよく見えるようにガラス張りにしてい、入ってくるお客さんにも製造風景を見てもらうことで手作り感を感じてもらえるようにしています。毎日ここで、麺を作っているので作りたてをお客さんに食べてもらえます。

 メニューもたくさんあるので、バリエーションを楽しんでもらえます。

接客にも力を入れており、居心地が良いラーメン店を目指して頑張っています。癒しの空間というコンセプトで元気が良いけど優しくて落ち着けるずっと居たくなる、そんなラーメン店を目指しています。

 ずっと僕のそばで働いていた今、この店舗の社長であり、豊中で「麺武流 謙信」の社長でもある西本社長から、そういう店作りのコンセプトは引き継いでいます。ずっと一緒だったので、かなり影響は受けています。

ほんま良い人ばっかりなんですよ、マジで!

 あと、僕が尊敬しているのが以前一緒に働いていた横尾店長です。年が近かったので仲良くさしてもらいました。相談とかもよく乗ってくれて本当にありがたい先輩でしたね。今は「塩元帥」の尼崎店の社長(写真)をやっています。

 僕も僕なりにお店のみんなとコミュニケーションを頻繁にとるようにしています。一緒にご飯食べに行ったり、遊んだりしてお互いをよく理解できるようにしています。バイトでも出戻りとかも多いですよ、全然辞めないですよ。2年前にバイトで辞めた先輩とも遊んだりしますもんね。

 早番・遅番で同じシフトの子達と遊んだりしています。お休みもちゃんとありますよ。夏休みとGW、正月も連休あります。

 基本的にお金のかかる販促はやっていません。口コミが1番やという考え方で、口コミをうむためにどうしたらいいのかを常に考えてやっているだけです。例えば、スープを飲み干した後に、鉢の中に「ありがとう」っていう気持ちを表現したりね!

 そうやって良い効果を生むためにはどうすればいいか、という考えでやっていれば自然と店の雰囲気も良くなっていきますし、一回一回の接客も大事にしようと本気で思いますからね。

 おかげさまで毎日なんらかの常連さんが良く来てくれます。僕たちも常連さんの顔を覚えています。

 今後の目標は、「塩元帥」もどんどん店舗が増えてきて本店の売上がずっと1位だったのに、今はランキングが他の店舗に負けているので、これから上位に食い込みたいという想いで頑張っています。

 あと、僕も独立したいと思っていますね。

次の店長の育成を考えて頑張っています。西本社長、横尾社長に肩を並べるようになりたいですね。あと、立地やキャパのせいにはしたくないので、 「塩元帥」の中で売上1位を目指して頑張っています。

是非、遊びに来てくださいね!^^

 

【太原 店長 談】

 

取材スタッフより

「店長が見るからにいい人で 笑 私たちも安心して取材させてもらうことが出来ました。まだ若干20代も半ばにもかかわらず、とってもしっかりされていて、本当にすごいなぁ~この会社は、と思わされましたよ。ラーメンはもう説明不要ですよね!美味しかったです。スタッフの皆さんもカメラを向けるとにこにこっと優しく相手してくれるので、ここには載せ切れなかったいい写真がたくさんありました!ほんとずっと応援しています!!」