『みそら堂』の味噌ラーメン開業プロデュースサービスを始めたのは、「今、来ていただいているお客様に喜んでいただける」、「地域の繁盛ラーメン店になる」という確信を持てたからです。

私は、新卒で『中華食堂日高屋』というお店を運営している会社に入社して5年間勤めていました。代表取締役の神田正会長が経営されていて、いつも会議で「お客さんに喜んでもらえたら、利益は後からついてくる！」ということを言ってくださっていました。それに感銘を受けたのを覚えています。

そして、5年務めた後に栃木県に戻ってきて、大学の友人を誘ってレストランを企業したんですけれども、最初全然お客さんが来なくて、目の前のお客さんに喜んでもらおうと経営していたら、1年後に地域の繁盛店になっていきました。

その時に、知り合いから「家系ラーメンのFCがあるからやってみないか？」と声をかけられてラーメン事業に参入しました。FCに加盟してチャレンジしたんですが、原価率が毎月40％を超えており、全然利益が出なかったんです。それで半年で閉めて、自分たちで1からスタートしようと決めました。

おかげさまで順調に少しずつお店も増えてきましたが、新型コロナウイルスが来て・・・。私たちは中食事業もテイクアウト事業もやっていたので、コロナ中はたくさんのお客さまに来ていただけましたが、旬でブームに乗ったお菓子、スイーツやパンなどの新事業にも参入していたのもあって、いきなり売上も下がってしまいました。

それで、「これはどうしたらいいかなぁ・・・」と思っていたときに、私たちが長年軸足を置いてきたラーメン事業にもう1回立ち返りました。

「お客さまに喜んでいただき、そして働いているみんなも笑顔になる！」そんな事業をもう1回作り直そうということで何がいいかと考えた時に、昔から食べ続けられている味噌ラーメンを、今の若い子たちをはじめとして、幅広い人たちに届けたいという想いから、味噌ラーメンの開発を始めました。

「米に合う味噌ラーメン！」をコンセプトに試行錯誤して商品開発したんですが、何回も続けるなかでもう無理かなと思った最後の瞬間に、調味料の配合がバシッと決まって、米に合う味噌ラーメンが完成しました。

おかげさまで今では平日約200人、土日約400人のお客さまに来店していただいており、月商で約1,000万円、営業利益で20％を超える繁盛ラーメン店を経営できるようになったというのが今回、味噌ラーメンを通してラーメン屋のプロデュース事業を始めようと思ったきっかけです。

飲食店やラーメンのフランチャイズに加盟して今上手くいってる人、上手くいってない人などいろいろな方がいると思いますが、新型コロナウイルスの影響や原価高騰や水光熱費の高騰で苦しい人たちってたくさんいると思うんです。

もちろん、うちの会社も苦しみながら経営に向き合っているんですが、そういった方たちに、『みそら堂』のブランドを通して「飲食店の経営、会社の経営が良くなった！」と言っていただきたいという想いがあります。

今FCに加盟していて、苦しい辛いという思いや、違うビジネスに興味があるという企業さまには、すごくいいんじゃないかなと思います。
唯一無二の本当に美味い純米味噌ラーメンが完成したので、この味噌ラーメンで人生を一緒によりよくしていきましょう！