黒門屋ら~めん 総本店
大阪人みんなの思い出の”日本橋黒門屋ら~めん”。 誰もが知る大阪の職人ラーメン店長の思いやりちゃっちゃ
店名
黒門屋ら~めん 総本店
住所
大阪市中央区日本橋1-21-28
席数
10席 (カウンター席のみ)

黒門屋ら~めん 総本店
大阪人みんなの思い出の”日本橋黒門屋ら~めん”。 誰もが知る大阪の職人ラーメン店長の思いやりちゃっちゃ
店名
黒門屋ら~めん 総本店
住所
大阪市中央区日本橋1-21-28
席数
10席 (カウンター席のみ)

 僕は昔からラーメンを一度覚えたいなぁ、と思っていて一度食べて美味しかったと思っていた「黒門屋ら~めん 総本店」に雇ってもらうことになったんです。うちの社長は厳しいですけど、人間的なこともしっかり教えてもらったので、僕にとってはすごい大きな出会いですよね。

 そういう事も色々あって、今のこの「黒門屋ら~めん 総本店」をもっと繁盛させて守っていく事の方に重きを置いています。

 うちのこだわりは、まずスープでいうと他に比べてとても材料にお金がかかっています。一番いい材料を使って、手間と暇もかけてトータルでかなり違います。他のラーメンを食べてもそれは全然負けてないなぁ、と思いますね。

 一番お金がかかっているのは、品質・種類・産地を厳選しているというところです。どうしてもガラなどは生き物なので、一定しきらない所がありますけど、その安定性をきちっと確保できるように10年以上のノウハウと製法で毎日安定した美味しいスープを作っています。その食材のレベルもかなり上がってきています。これまでかなり進化もさせていますよ。入っているのはとんこつや鶏がら、昆布、椎茸などですね。

 炊くのは大体12時間です。昨晩に出来たのが今日やっと食べられる、という事です。

ラーメンは麺とスープと具材の三位一体なので、そのバランスをかなり考え込んで独自のやり方でやっていますね。他では真似できない細かいこだわりはたくさんありますよ。

 例えば、うちのラーメンは結構特徴的なラーメンがあって、黒門屋らーめんブラックらうどるっていうラーメンなんかは酸味が効いててハマるお客さんが多くいます。めっちゃ大きなレンゲで食べてもらいます。

 黒門屋らーめんブラックらうどるのチャーシューは出す前にバーナーで炙って出すんですが、これがラーメンに合うんです。

 麺に関しては、スープに対して太さや小麦の配合も変えていますので、そのスープに合わせた麺に変えてやらせてもらっています。とんこつ以外の醤油とか他のラーメンは替え玉が出来ないようになっているんですよ。

 例えば、醤油ラーメンだと替え玉を入れるとスープがどうしても水っぽくなってしまうので、醤油は替え玉に向いていないんですよね。そういうところもしっかり考えながら、替え玉は使わない麺や、替え玉にできる麺とか、そういうあたりはしっかり考えてメニューにしています。

 それに、焼き玉というのがあるんですけど、これは麺を茹でた後に軽く焼いた替え玉なんですけど、ちょっと違う風味になるんです。10年以上前からやっています。これに病みつきになってるお客さんも結構多いです。

 これをめがけてやってこられる方も結構います。

(商標登録)

 

 でも、うちの店で一番よく出るのはやっぱり、「㊙とんこつら~めん」です。正直、かなり美味いですよ。

 うちはカウンター10席の程度の小さなラーメン店なんですけど、毎日お客さんが300人近く来るので、店の運営に集中できるように麺、チャーシュー、タレ、その他すべて工場で社長が作っています。

 お客さんは毎日たくさん来ますけど、サラリーマンも来ますし、若い人も多いですし、女性も1人で来られる方も多いです。カップルも多いです。常連さんで女性の方なんかは、最初は勇気がいったって言っていましたよ。

 リピーターさんなんかは週に2回~3回来る人もいますし、1日に2回食べに来るお客さんもいらっしゃいます。実際に新規とリピーターさんでいうと僕の感覚でいうと5:5ぐらいです。立地的にもどうしてもそういう比率になります。男女比率でいうと、8:2ぐらいですかね。

 販促活動や広告に関しては一切していないですね。けど、僕が入った10年以上前から凄く流行っていましたよ。こだわりが人を呼んで、美味しければリピーターになります。

 本格的ですよ、うちは

 でも、ラーメンはなんだかんだ体力も要りますし、飲食の中で一番大変ですよ。ちゃんとしたもん出そうと思ったらそりゃ~もう大変ですよ。こんなだましの利かない料理は無いですよ。今はいろいろな化学調味料も出てますし、それを山ほど使ったらまぁ美味しいんですけど、うちのように体にも良くて美味しい味を出そうと思うとマジで大変です。

 けど、ずっと続けてこられているのは、お客さんとの距離も短いですし、このお店も愛着がありますしね。

 一番やってて良かったな、って思った時というのは、お客さんが美味しい!と言ってくれた時や、頻繁にお客さん来てくれた時なんかは、気に入ってもらえてるんだな、って嬉しくなりますよね。

 今は、通販も展開しているので全国のお客さんにも黒門屋ら~めんを食べてもらいたいと思っています!

 これから僕はここのラーメンをもっといろんな人に食べてもらいたいので、「黒門屋ら~めん」を店舗展開したいなぁと思っています。そのためには人材教育が最優先ですね!^^

 

【友田 店長談】