担担(きのこの里)
昼と夜で業態が変わる担担麺屋さん!業態付加で女性やカップルの集客アップを実現!
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担担(きのこの里)は、女性向けに特化し、きのことアボカドをメインにした洋食店です。夜は、「きのこの里」という洋食店になり、同じ店舗でお昼のランチには麺専門店の「担担」という屋号でラーメン業態として展開しています。少し変わった経営スタイルの飲食店だと思います。
会社のグループの飲食店の中でも、もともと中華部門を担当した後に洋食店に異動しました。その後、大阪に3店舗ある「きのこの里」をマネージャーとして運営しています。この天王寺店の担担のみで平日100人ぐらいはお客さんが来ていますが、もう少し客数を伸ばしていきたいと思っています。やっぱり、天王寺のルシアスをもっと盛り上げていきたいですからね。
もともとは8年前ぐらいから担担麺の専門店だったんです。内装を見てもらえばわかる通り、「担担」という装飾をしているんです。でも、この辺りもいろいろなモールができたことにより飲食店も多くなり、天王寺店の売上はあまり調子がよくなかったんです。
でも、船場でやっていた「きのこの業態」が伸びており、この天王寺店の業態付加として2012年6月から女性向けの洋食店である「きのこの里」を付加したんです。ランチはそのまま担担麺を提供し、夜は完全に女性向けの洋食居酒屋に特化した経営を展開しています。店内の可愛いコーディネイト等は社長のアイディアです。
このエリアには商業施設も増えてきており、天王寺エリアの中でもルシアスは少し集客や人の往来が減っている状況ですが、そんな中でも特殊な業態として珍しいきのこ洋食専門店としては、夜の集客は今でも好調なんです。でも、一方でランチはこのあたりのサラリーマンやOLを対象にすると、きのこの様な特殊なメニューだと、手間がかかる上に効率も落ちるので、もともとやっていた担担麺に特化してランチタイムの生産性をアップさせて、ランチにだけ12時~1時の中で効率よく運営しています。
スタッフが入れ替わるわけでもないので、夜に来たお客さんが昼に来店してくれたり、昼に来たお客さんが夜に来店してくれることもあり、互いに相乗効果が出ていますよ。昼の担担と、夜の居酒屋の中で、互いの特徴を活かしたメニューとしては天王寺限定で担担麺のスープを活用したお鍋を出しています。この店の担担麺のこだわりとしては、びっくりするくらい大きなどんぶりを使っているところです。
食べて美味しいのは当たり前なので、見た目でインパクトを与えてびっくりさせて、そして味わってもらうというコンセプトなんです。器はかなり大きく値段も高いものを使っています。
うちの担担麺はあっさり系のスープで女性でも食べやすいと思います。特に、うちの担担麺のこだわりはゴマですね。ゴマにはかなりこだわっていて、3種類の練りゴマをブレンドしているので、それをスープと合せることでまろやかでマイルドで食べやすい担担麺に仕上がっています。麺は会社が保有している工場でオリジナルの麺を製造しています。この工場で、ラーメンの麺からパスタの麺まで全て製造しているところもうちのオリジナリティーですね。
【日高マネージャー 談】