らーめん我流本舗
煮干しにこだわったスープと女性店長の心遣いがめちゃめちゃ体にやさしいアットホームなラーメン店!
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「我流本舗」は、もともとこのラーメン店を暖簾わけして、経営していたオーナーから譲り受けた店舗です。2009年に店舗ができて、2011年の6月くらいから私の旦那さんと一緒に2人で切り盛りし始めて、2012年に私がこの「我流本舗」の店長としてがんばっています。
女性が店長であるというラーメン店はなかなか無いと思いますし、話に来てくれる常連のお客さんも多くいるので、ありがたいですね。平均すると1日100人の来店数で、多い時には130人となっています。
「我流本舗」は2013年の7月20日以降に店舗をリニューアルし、さらにお客さんに愛されるラーメン店を目指す予定です。
うちのメニュー構成は、最初のオーナーの時からお客さんに提供していたメニューをずっと採用していました。でも、15アイテム程あり、かなり多くなってしまうので「主力商品であるラーメンが何なのか?」ということがお客さんに伝わりにくい部分がありました。
それに、これまではサラリーマンの方をメインターゲットとしていた背景があるので、価格帯も格安路線で勝負していました。だから、ご飯ものやどんぶりやチャーハンもめちゃめちゃ安くて100円で食べられるという激安を押し出していました。
でも、このセンタープラザ付近にもラーメン店がどんどん進出してきている中で、差別化を図るためにはやっぱり「我流本舗」でしか食べられない一番商品となる目玉のラーメンを提供することが重要だと思います。一番商品を作れば、ただ単純にお腹を満たすために来るお客さんだけでなく、「ここのラーメンが食べたい」というお客さんも増えると思います。
しかも、そういうお客さんは値段に惹かれるというよりも、美味しさというか味に魅力を感じてリピートして来てくださいますので、うちにとってもありがたいお客さんなんです。ですので、ラーメン好きの方や美味しいラーメンが食べたい!と思って来て頂けるお客さんを、これからはメインに増やしていきたいと思っています。
これまで2年間程このラーメン店を経営していて、自店は「煮干しラーメン」が人気であり主力商品であるということは、お客さんの評価からも明確にわかってきたので、リニューアル後はさらに、この「煮干しラーメン」を打ち出していくつもりです。
店舗をリニューアルしてからは、「煮干しあっさり」と「煮干しこってり」の2つのラーメンをウリにして、魚介系ラーメンの専門店としての地位を築いていきたいと思っています。「煮干しあっさり」は、煮干しと鶏がらのダブルスープのラーメンで、「煮干しこってり」は、煮干しと鶏がらと豚骨のトリプルスープのラーメンです。
煮干しにはとてもこだわっています。例えば、煮干しの腹が割れている場合は、いいスープがでにくいんです。割れているものは安いですが、うちは割れていない煮干しを使っています。
特に、お腹が張っている煮干しは、とってもいいスープができるんです。また、季節によってダシが出にくい場合もあるんですが、その時は炊く時間を長くしたり短くしたり、味のバラつきが無く一定の味が出せるように追及しています。
脂がのっている煮干しなんかは、炊きすぎるとエグミが出過ぎるのでそれも調整しています。今後は、麺に関しても、こってりの方は太い縮れ麺を使い、あっさりの方は細麺にしてお客さんが選べるようにしていくつもりです。
うちは、取材でいろいろなメディアに取り上げてもらえるので、ありがたいですね。それに、20%くらいがリピートしてくれるお客さんなんですが、 味が気に入って毎回来てくれるだけでなく、気軽に話しかけてもらえるようにアットホームな店作りをしています。例えば、お昼は混み合うので待ってもらうお客さんも多くいます。その時には、味玉を無料で付けてラーメンを提供したりしています。そういうちょっとした心遣いも、女店長ならではという強みですか ね!(笑)
これからも、リピートしてくれるお客さんがもっともっと増えるように接客にも力を入れていきたいと思っています。
【下園店長 談】