鶏白湯拉麺 麺屋 なかがわ
夢のある若手を応援する情熱社長と
メンバーが作り出す心温まるやさしい鶏白湯ラーメン
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サポートというのは本当に具体的に資本も提供します。だから、面接の時とかは、必ず“何がしたいのか?”“夢があるか?”っていうのは、見るようにしてますね。やっぱり経営を勉強したいとか、店を持ちたいとか、そういう人を応援するのは気持ちいいですからね。
そういう子たちってほんまにがんばるし。
僕は、若い頃から飲食店に興味があったなぁ~。色々考えながら転々としてたけど、商売にはずっと興味があったからいつかやろうとずっと思ってたよね。
結局、飲食店で成功するためには、メニュー開発か人材開発のどっちかしかないと思うんですよ。だから、人はすごい重要視してるね。負のオーラには負のオーラがやってくるし、いいオーラにはいいオーラのそういう奴がやってくる。
適当に商売をしていると自分の周りに、そういう適当なやつが集まってくるよ。けど人やから失敗するときもあるでしょ?それはそれで失敗を自分で認めて、自分で消化しないといけない。失敗は成功のもとというのは、失敗を認めてそれを受け入れて次に活かしていくのが大事ってことで、そういう根本的な考え方をしっかり伝えるようにしてます。
だから、僕自身もちゃんと挑戦したりして、自分自身で立ち上げて生パスタをやったり通販をやったりもしたよ。
うまくいかなかったけどね。笑
それもまたよし。笑
やって何かわかれば、やらないよりもやった方がいいに決まっています。で、実はこのラーメン屋も僕の挑戦なんですよね。
なんでもやってみないと解らないですからね。笑
ここ実はオフィスの下なんですけど、もともと北新地でやっている居酒屋で使う鶏の仕込みとかをしてるセントラルキッチンなんですよ。すると鶏ガラもいっぱいあるし、設備もあるし、ラーメン屋いけるんちゃうんって感じで始めたんです。もともと自分がラーメンに興味があったし、人にも新しいことをやれやれいうてるし、だからやったんっす。笑 それに引っ張られて
もともと北新地で鳥居酒屋をやってるから、鳥を活かして鶏白湯系(とりぱいたんけい)のラーメンにしたんです。スープのこだわりはその炊き方ですね。「なかがわ」では、独自のスープの炊き方をしてるんです。1回目は、鶏ガラと背油と野菜を入れて3時間ほど炊きこんで、一旦スープを取り出して、それで鍋の中に残ってるガラに更に味を調えるために鶏ガラとか、カツオとかを入れてまた3時間炊く。そしてまたそのスープを取り出して、1回目に炊いた時のスープと混ぜるんです。そして最後にもみじを入れて3時間炊いて完成!
かなり丁寧にやってるんですよ。
なぜかと言うと、背油を入れてずっと炊いてやってるとどうしても劣化したりすっぱくなっちゃったりするから、バランスのいいところでそれぞれの味が死なないようにスープを引き上げながら上手にやってます。
かえしは、鹿児島から鳥鍋に合う僕が一番うまいと思う醤油を使ってます。この醤油は、居酒屋の鶏鍋のスープで使っていた醤油で、15年~16年ぐらいの昔からの付き合いのある醤油屋さんから仕入れてます。
美味しいよ!ほんと!おすすめです。
麺は、自家製麺で真空麺で、ずっとモチモチしてる麺になってます。全粒粉と北海道小麦をブレンドして、一番うちらのラーメンに合う麺をうちで作って提供してます。最初は、製麺メーカーさんにも作ってもらっていた時期もあったけど、もっと研究しようや!ということで自家製麺をやり始めたんです。手間はかかるけど、やっぱそうした事で真心もあるし、良いでしょ?笑
もともと焼き鳥もやってるしチャーシューも鳥!うちは全部鳥でやってる。やっぱり鳥からスタートしてるお店やからね。
このタレも焼き鳥のアレなんよ、面白いでしょ?
だから夜は居酒屋をしながら、ラーメンも最後の〆で食べてもらえるんです。近隣のリピーターさんが多くてほんとにうちはリピーターさんでなりたってますね。
FAX DMとか、食べログとかいろいろ販促をやってみて、テストして、ダメだったら変えて、よかったらさらに力入れてって、いろいろ試しながらやっていくことが重要だよね。FAXも1日前にちょうどだしたけど予約客もきているし
やっぱりこういうのはやってみて自分で確かめないとだめだね。
看板やタペストリーは業者さんにやってもらうけど、POPやメニューもスタッフと力合せて手作りでやってる。そうするとまぁお店にも愛着わくでしょ?まぁ~。僕は作れないですけどね。笑
今後は、もっとがんばる人たちや目標を持った人たちを支援していって、将来、その子たちが独立した時に、あの頃は本当にしんどかったけど、この店で働けて本当によかったわ!といわれるような感謝されるような会社を作っていきたいです。夢を持っている若い子たちを応援していき、熱い集団をたくさんつくって
熱い集団でずっとあり続けたい。
それが僕の思いです。
【中川社長 談】