ラーメン人生JET600 玉造店
大阪でどえらい繁盛店と言われてるラーメン屋でも、 1杯1杯めちゃ丁寧に作る店長の熱いラーメン魂!
店名
ラーメン人生JET600 玉造店
住所
大阪市東成区東小橋1-3-2
席数
カウンター9席、テーブル席4席×2

ラーメン人生JET600 玉造店
大阪でどえらい繁盛店と言われてるラーメン屋でも、 1杯1杯めちゃ丁寧に作る店長の熱いラーメン魂!
店名
ラーメン人生JET600 玉造店
住所
大阪市東成区東小橋1-3-2
席数
カウンター9席、テーブル席4席×2

 この「ラーメン人生JET600」玉造店の店長をやっている秦(はた)です。字が難しくてすいません。笑

 僕がラーメン業界に入ったのは親戚が滋賀県で中華料理屋というかちゃんぽん麺屋を経営してて、そこを手伝わないかと誘われたのがきっかけでした。

 実は、僕は大学を卒業してから5年間はサラリーマンとして、教材の訪問販売の営業をしてたんです。でも、その時から飲食店に関わらず、自分で店を持ちたいなぁ~と思ってて、営業は一番しんどいし難しい仕事だからいい勉強になるんちゃうかなぁって営業マンになったんです。

 そして27歳の頃、そろそろ何かしたいなと思っていた時に、滋賀県でその親戚から人手が足らなくなったので、店を手伝ってほしいと言われて、営業マンを辞めてそこで働き始めたんです。

 その店はメインが和風だしのラーメンスープで、とんこつラーメンや味噌ラーメンとかもありました。そこで、2年間やっていたら、当時3店舗あった店舗の内の1軒があまり経営的に芳しくなかったこともあり、親戚から「このラーメン屋を経営をしてみないか?」と言ってもらったんです。それで、「よっしゃ~俺がこのラーメン屋を盛り上げたるわ!」と思って、その店を買い取る形でやり始めました。

 その時は、全く経営の経験も知識もなかったんですが、若い時の勢いだけでやれたと思いますよ。それからは仕入れや家賃の支払い、人件費も自分で全部考えながら約2年やりました。でも、当時は貯金を崩しながら、スープの炊き方やいろんな工夫も自分で全部やってました。

 ただ、最初の1年間はずっと赤字で、その後にトントンになったんですけど、最後までプラスにはなりませんでした。

 まぁ~今振り返ってみるとラーメンに対して、どうしたらいいのか全く分からなかったんやと思いますよね。だって、バイトには給料を払ってたんですけど、自分の給与はなかったですもん・・・・車も売ったりしてね。

それで、もうこの店を閉めようと決意しました。

 その当時はほんまに辛かったし、よく泣いてましたよ。そこからは修行したいラーメン屋を見つけるために滋賀から地元の大阪に戻って来て、20~30店舗くらいのラーメン屋を食べ歩きしました。その中で、自分の中で一番美味しくて、社員の募集をしてたのがこのジェット600だったんです。

 でもここだけの話し、実を言うとその時は他にも手っ取り早く金儲けできるものはないかと思うこともあったし、周りのみんなにもまたラーメン屋で働くことは反対されていました。

 でも、やっぱり自分が好きなもんやないと絶対できないし、ラーメンしかないと思って、ジェット600にすぐに電話して、社長に面接してもらいました。面接ではラーメンの話も多かったんですが、社長も格闘技が好きで、自分も格闘技をやっていたので、その話で盛り上がった記憶しかないですね。笑

 そして、31歳の時に社員としてここで働き始めて、その1年後に以前この店で働いていた店長が独立するタイミングで僕が店長を任されました。

 食べに来た時は中の事情は分からなかったんですけど、実際に働き始めると、めっちゃ忙しくて、何ここすごいなと思って最初は必死でしたよ。その中でも店長が休みで麺場を任された時には、きっちり作らないといけないと責任を感じていましたし、そりゃ~プレッシャーでしたよ。

でも、今でも良い意味でこの責任感というかプレッシャーはありますね。

 ただ、当時からラーメン作りに関して、店長の1杯ずつゆっくり丁寧に間違いないように作っている姿は本当に勉強になりました。だから自分が店長になっても、麺場には1杯ずつ丁寧に作るように伝えています。

この玉造店は小さい店舗なんでお客さんとの距離感も近いですからね。

 ジェット600玉造店は厨房の中が動きやすく、中に3人のメンバーが入ってて、スープをこの3人で混ぜるので、混ぜる回数が多く、乳化具合がこのスープの独特の旨みを出していると思います。

 それに、白湯は冷めやすいので、アツアツを出すためにどんぶりも必ず温めてから出しています。

 スープは鶏がらと鶏げんこつを入れて、8~10時間は煮込んでいます。麺は福島店で作って、持ってきてもらっています。

 この玉造店では味噌が福島店にはない、玉造店ならではのラーメンですね。

 お客さんの層としては学生、サラリーマン、家族連れ、カップルも多いです。男女比は7:3くらいで、女性1人で食べに来る方もいます。

 この玉造店のラーメン人生JET600も多くのお客さんに来店していただけて、リピーターの方がめちゃめちゃ多いですね。

 うちはアルバイトと社員4人で店をまわしてるんですけど、アルバイトの子達には、お客さんに気持ち良く食べて帰ってもらえる接客をして欲しいと伝えています。そして、助け合いの精神を出してもらうために、僕自ら率先して働きかけるようにしています。

 社長は最初は体格も大きいので、ぶっちゃけて言うとめっちゃ怖かったんです。笑

 でも、こんだけ店が繁盛して行列ができてても、あぐらは絶対にかかないし、食材の炊き方や麺の盛り付けの仕方を常に考えているのはほんとに凄いと思います。だってうちのラーメンは常に進化し続けていますからね!鶏白湯でも今までに何回も何回も変わって美味くなり続けてますよ。

 たまに、社長と一緒に現場に入る時もあるんですが、集中力がすごいし、めっちゃ勉強になります。それに、後ろに目がついているんじゃないかなと思うくらい察知力もすごいんです。