実際にラーメン店がオープンする事が決まったら、お店に来てもらえるように宣伝をしていく必要があります。先ずは看板です。看板を設置するなら可能な限り早い方が良いです。「○月上旬 ラーメン開店予定地」など事前告知をしたり、店の看板を1番最初に用意するなど、ラーメン店ができる事を多くの方に早く知ってもらう事が重要です。
オープン直前には店舗の周辺に捨て看板などを設置して、認知をしてもらう方が望ましいです。
次にチラシです。チラシの配布方法は新聞の折り込み広告やポスティングの他に、自らの足であいさつ代わりに配るといった方法が有ります。
チラシには下記が盛り込まれているのが望ましいです。
【必須項目】
・店や経営者の写真やメッセージ
・住所、地図、電話番号、ホームページのアドレス
・開店日、開店時刻、営業時間、休日
・駐車場があればその位置
・主なメニュー
【あれば望ましいもの】
・開店特別企画
・開店特別メニュー
また、インターネットも有効な告知ツールです。
飲食系のサイトに出稿する事も良いのですが、最近ではTwitterやFacebookに代表されるSNS(ソーシャルネットワークサービス)と呼ばれているサービスを活用して、告知していく方法も有効です。
時間やコストを気にすることなく、情報を拡散していく事が可能ですし、口コミなども期待できます。
開店後はどのようにしてお客さ様とコミュニケーションをとっていくのかがとても重要になってきます。
以前はチラシを何度も作ったりするとコストがかかる為、継続的な宣伝は難しい場合もありましたが、今ではお金をかけなくても出来る方法があります。具体的にはメールマガジンの発行やホームページでの発信、SNS(ソーシャルネットワークサービス)による発信などが挙げられます。
また、イベントを企画するのも重要です。わかり易い例ではレディースデイやお子様向けのキャンペーンなど、来店を促進する仕掛けを行い、お客様の興味を定期的に刺激していく事も重要です。
ただし、このような宣伝活動にばかり注力をしてしまいし、最も重要なラーメンの味が安定していなかったり、落ちてしまっているのではお話になりません。根本的にはおいしいラーメンを提供し、その味を認めてもらい、口コミを起こすことが、最大の宣伝になる事を忘れないようにして下さい。
そのような地道な活動を継続する事がラーメン屋成功の最大の秘訣かもしれません。