従業員にやりがいをもってもらう

ラーメン店を経営するなら、人気店を作りたいと誰もが思うところですが、さらには従業員がやりがいを感じるお店にしたいと考えるものです。

ただ、お金儲けができるだけのお店ではなく、お客様もお店で働く従業員も相互にメリットの関係がある場所を作ることこそラーメン店を経営する意義であると思います。

では、どのようにすれば、従業員がやりがいを感じて仕事をしてくれるのでしょうか。まず、従業員一人一人がやりがいを感じて仕事に取り組む必要があるのかというと、それは、最高のパフォーマンスを引き出すことにあります。

ラーメン店での仕事にやりがいを感じていない従業員が高いパフォーマンスを出すことはまずありません。むしろ、仕事場所で悪い空気を出す可能性だってあるのです。ですので、従業員一人一人がやりがいを持って仕事ができるということは、お店の売上や士気、サービス内容にも関わってきますので、非常に必要性の高いことなのです。

従業員のやる気を引き出し、よりラーメン店での仕事を楽しんでもらうには、一人一人の従業員がお店に貢献していることを実感させることが大切です。経営者の方はただ指示をして、従業員は言うとおりに働いていてくれれば良いと考えるのはNGです。むしろ、従業員自身がお店の役に立っていると感じることができる職場作りをすることを心がけなければなりません。

例えば、ラーメン店での仕事が終ったあとに、従業員とコミュニケーションを取るのも良いです。カラオケ店に行ったり、ボーリングをしたり、職場以外でのコミュニケーションを取ると、従業員一人一人が仲良くなります。この職場での従業員同士の仲のよさや、コミュニケーションの円滑さが仕事のやりがいへとつながる面がありますので、積極的に職場外でのコミュニケーションを取ってみるのも良い方法でしょう。

従業員がやりがいをより感じてくれるようになりますし、お店を経営する立場の人に意見は言いにくいものですが、こうしたコミュニケーションを相互にとっておくことで、よりお互いにざっくばらんに会話をすることができますので、お店の利益にもつながるのです。

ただお店を作るのではなく、やりがいを持って仕事をできる環境を作ることができるか、これこそがラーメン店経営をしていく上でのポイントなのです。