二丁目つけ麺GACHI
バイク事故で入院時に観たラーメン番組をきっかけでラーメン業界へ!
数々の有名ラーメン店で修業を積みGACHIを任された男!
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茨城県出身で、原発から80kgくらいのところに住んでて、ずっと職を転々としていたんです。それで、地元で働いててもなぁ~って思ってたんですよね。 地元で21歳くらいの時に単車で事故を起こしてしまって顔面が潰れるほどの事故だったんです。それで入院するわけですよ。その前は、ボクシングをずっとやってたからそれで一番になりたいと思ってたのに、この事故でもう1番にはなれないということを思ってた時に、本当に美味しいラーメン2007っていうテレビ番組を観たんです。それで、これだ!って思ってメールアドレスがあるラーメン屋さん全部に「ラーメン屋さんをやるならどういう勉強すればいいですか?」っていう内容の送ったんです。
そしたら、2軒のラーメン屋さんから返信があったんです。その中の1軒のラーメン店『M.K』さんから「一回会ってみませんか?」って言われて、さらに「引っ越したらうちで働きませんか?」って言われたんで、退院後リハビリして22歳の時に『M.K』さんで働き始めたんです。ほんと勢いだけで東京きましたね。(笑) 初めから社長には「1年くらい働かせてください!」っていうのを言ってて、1年半で教えてもらえることを全部吸収できたので、次のステップにいきたいと思って辞めました
上京して修行中もいろんなラーメン屋を食べ歩きしてた時に有名ラーメン店の『R.Y』さんに良く食べに行ってて、スタッフの1人辞めてることに気付いてすぐに「募集してないっすか?」っていうと、「え?ラーメン屋で働いてるの?うちはいつでもいいよ!」って言ってもらえたので、そこから『R.Y』で働き始めました。
それで『R.Y』で修業した後に、次は独立に向けてお金を貯めようと思って、いやらしいですけど、当時給料が良かった、『M.M』さんで働き始めましたんですが、入って3ヶ月目に『M.K』さんが2店舗目を展開して本店を閉めているから、「戻ってきてくれないか?」っていう連絡をもらったんです。だから、その時の『M.M』の店長に相談したら「野球やサッカー選手と同じで、給料の高さより求めてくれてるところに行ってみたら?!」って言われて、『M.M』を辞めたんです。
そこから『M.K』に戻ったんですが、社長も現場を離れていたし、自分の理想と違って結局辞めましたね。
そんなときに『M.M』でお世話になっていた先輩から『K.K』のM社長を紹介してもらって働き始めました。とにかくすっごい厳しくて「1日1個変化しろ。そうじゃないと飽きられるだろ」っていう風に言われてました。店長になったらアルバイトのシフト管理からミーティングなどいろいろあって、でも僕は一人でやれるラーメン屋を目指していたのにイメージが違うなって思ってましたけど、『K.K』では人の使い方とかいろいろ学んで3年半くらい修業しました。
M社長とは信頼関係も築けたし、仕事のことでいろいろ喧嘩もしたし、それでも店を任せてもらったりすごく楽しい日々でしたよね。辞める時も言い合いしたけど、それくらい距離も近かったんです。今ではその喧嘩した時の話は、M社長と呑むときのお酒のあてになってますけどね。(笑)
28歳くらいで『K.K』を辞めてから、気づいたら何か仕事しかしてこなかったということもあって、タイのパンガン島に1ヶ月行きました。
帰ってきてからは、『K.K』の時のお客さんで、洋食屋をやってる人がよく食べに来てくれてたんですけど、その人が「鴨志田君が作ったのが旨い!」って言ってくれてて、その人がラーメン屋さんを紹介してくれたんです。そしてFCのラーメン屋の店長として働き始めましたけど、最終的に「店を閉めるから」って言われて辞めたんですけどね…。
そこから庄野さんにつながるんですけど、市ヶ谷店だけだった時から月一回くらい食べに行ってたんです。その時少し話す機会があって、「味もバイトでも全員できるよ!」って言ってたから、すげぇ~なぁ~って思ってたんです。それもあって「人募集してますか?」って言ったら「じゃぁ~代々木で面接するから来て。」って言われて、面接してもらったんです。そこで「後楽園もオープンするからいいよ!」って言ってもらって、
最初入った時は、庄野さんのことチャラチャラしてる人だと思ってたのに、すっごい仕事してるし発想とか本当にお客様に本気なんですよ。 例えば、つけ麺とかのスープだけ飲んでしまったお客様にスープを無料でお替りを出したり、温めも忙しくてもするんですよ。だから自分の利益じゃなくてお客様のことを常に考えていてビックリしましたね。だからすっげぇ~尊敬できるっていうね。
うちは、全店同じ自家製麺です。ラーメンは細麺でパツパツしてて腰があって、モチモチした食感の麺です。つけ麺に関しては、太麺で食べ応えがあります。
スープは鶏白湯で、丸鶏・胴ガラのスープともみじだけのスープを別々に炊いてます。もみじは3時間くらい炊いて、丸鶏、胴ガラのスープは7時間ぐらい炊いています。部位によって旨みが出るタイミングがあるし、火加減にも違いがあるので、別々に炊いて最後にこして合わせて鶏と鶏のダブルスープに仕上げているんです。
タレは塩、醤油、テリヤキ、レッドの4種類があります。これはオリジナルのレシピで作ってます。麺庄グループは、社員、アルバイト関係なくレシピも全部教えています。
1日の来店数は200人くらいですけど、場所柄サラリーマンの方が多いですね。昼のランチタイムにはもうサラリーマンの方がほとんどです。夜は学生の方とかもいますし、女性っぽい人も多いです。男女の比率は男性7割、女性3割で女性っぽい人も含まれてます。(笑)
店作りで大切にしていることは、お客様に気持ちいい思いをして帰ってもらうための接客を心掛けてます。売上が前年比を下回らないようにファン作りに励んでいます。前回、お客様が何を頼んでいたかを覚えておいて、次に来られた時に、「前回と違うメニューなんですねぇ~」とか声掛けしたりして、お客様のことを知るっていうことです。
庄野さんがこの店に求めているものを僕が具現化していこうって思ってます。会社の経営理念があって「我々はお客様にとって最高のひと時を創造します」「我々は他利自利の精神をもってお客様と共に幸せになります」「我々はクリエイターであり経営者である」っていうのを共感して店作りをしてますよ!
最終的に独立っていう夢もあるんですが、麺庄の会社として海外展開もしていくし、庄野さんに協力していき会社を盛り上げていきたいです。ラーメン屋って労働時間も長いし、キツイっていうイメージがあると思いますけど、それを覆していきたいと思ってますし、ラーメン業界の地位向上とか社会貢献をしていきたいっす!
【鴨志田店長 談】