ラーメン店を持つということは、そのお店が長く生産性を生むこと、そして多くのお客様から喜ばれることを目的とすることです。初めて飲食業界に足を踏み入れ、ラーメン店の経営をする場合、わからないことが多く、どこから手をつければ生産性を生むことができるのか悩むことも多いでしょう。しかし、ラーメン店での経営でやることはすべて基本的なことなのです。
1つ目は、健康であることです。
どの経営者でも同じことですが、生産性が高い経営者はすこぶる健康であるといわれています。
ラーメン店を経営する際も同じで、自分自身が健康でないことには、ビジネスを行うことができませんし、肉体を使って働くこともできません。例えば、風邪を引いてしまうと3日程度は仕事に集中できなくなりますし、こじらせてしまうと10日以上風邪を引いた状態で仕事をする結果となってしまいます。
もちろんその期間は、ラーメン店の生産性は上がりません。ですので、まずラーメン店の経営者になるということは、健康であり続けることが大切なのです。
2つ目のポイントは感謝の気持ちを持って働くことです。
嫌々働いているのと、感謝の気持ちを持ってラーメン店を経営することは、確実にお店の雰囲気だけでなく、味にも出ます。そもそもラーメンとは下準備に非常に時間のかかる料理です。この下準備を丁寧に、時間をかけて行うことによって、味の良し悪しが決まるといっても過言ではありません。
日々感謝の気持ちをもってラーメン店の経営を行っていると、お客様が口にするものだから美味しいものを提供したいという想いが強く、そのために毎日の大変な下準備も頑張ることができます。
ですので、日々感謝の気持ちを持って経営をするように心がけなければなりません。
3つ目のポイントは、生産性を高めることです。
好きでラーメン店の経営をするとはいえ、それはビジネスです。利益を得なければお店が成り立ちません。そのため、可能な限りの生産性を高める努力を行うようにしましょう。例えば、決算書を読み、どのようにすればもっと生産性を高めることができるかを分析するなどして、お店の生産性アップへの道筋を常に見つけるように心がけます。
以上3つのポイントを踏まえてラーメン店の経営をしていけば、
次第に自分なりのコツというものが見えてきます。最初から複数の事柄をやろうとせずに、1つ1つ自分のできる範囲のことをやっていくのが良いと思います。
