サラリーマンをやりながら掛け持ちでラーメン屋を開業する。「男のラーメン」という独自のコンセプトで、わずか数ヶ月で1人では店が回せない程の繁盛ラーメン屋になり、遠方から食べに来られるお客さまのために店舗展開をする。現在では5店舗を経営。

 人材育成に注力し、今後は世界進出を目指している。

株式会社ちぇりー亭
代表取締役 武内 宏文 氏
経営店舗:神戸ちぇりー亭 三田本店、大蔵谷店、宝塚店、明石魚住店、三田176号店

-営業出身で飲食店で働いた経験はなかった

 僕は、もともと営業をずぅ~っとやってて、それまで飲食業界自体に携わったことはなかったんですよ。だから、初めて飲食業に携わるきっかけは、自分が経営したラーメン屋って感じでした。でも昔から将来自分でお店を持ちたいというのはありましたね。

 大学も中退して営業の仕事についたんです。営業だったら人とも関わる仕事やし営業ができれば何しても食っていけるんちゃうかな?ということでスタートしたんです。それで、営業をやっていく中で夢というか将来自分がどうなっていきたいんかということを真剣に考え始めました。将来独立して自分の会社を持つとか起業するとかそういうことを漠然と考えてたんですけど、サラリーマンをやってる時も飲食店をしたいとかっていうレベルだったんです。でも、自分は飲食店で働いたこともないしって・・・

 でも、営業は自分でモノを売りに行きますけど、飲食店は来てもらってお客さんにモノを買ってもらうという意味では、自分で作ったモノをお客さんに買ってもらって喜んでもらえるっていうのを飲食店で実現できればいいなぁ~とは思っていました。