-「一風堂」と共に自分も成長させて頂いた

 そういう実績を評価してもらえ、関西全体のマネージャーに就任させてもらいました。それで、関西エリアの事業を広げていくことに従事させて頂きしばらくして、全国の統括のマネージャーになりました。僕は現場がとにかく大好きなので、現場で制服を着てお店に入って、オペレーションの確認をして、どの店舗もオープンして2~3ヶ月はべったりでしたね。

 そんなことをずっと続けていって、現場でのマネージャからお店の営業全体のマネージメントにも携わるようになっていきました。

 それから店舗開発にも入っていくようになった頃に全国の営業本部が出来て、営業本部長になりまして、その頃には社員が200名ぐらいになりました。本当に「一風堂」が大きくなっていくのを見届けながら一緒に成長させてもらった気持ちです。

-本格的に海外展開が始まった

 売上がそのころで全社的に国内で95億ぐらいまで成長していて、「海外に進出するぞ!」と上海の向こうのパートナーと一緒に2003年に合弁でラーメン店を出したのですが、一度撤退したという経験が当時の「一風堂」にはありました。

 それで、次はアメリカニューヨークだ!と計画していましたが、2001年の9.11のテロがあり、ペンディング状態になってしまいましたが・・・・

 でも、2008年にいよいよニューヨーク立ち上げという計画がスタートしました。