-三國清美氏のビデオをきっかけにフレンチの道へ

 「面倒くせぇなぁ~」と思いながら、部屋に行って見たのがフレンチの三國清美さんの2時間ドキュメンタリー番組のビデオで、最初は普通に見てたんだけど、見終わった瞬間に、友達と2人同時に「おれフレンチやるわ!」って。単純だから。笑

 それまでは、割烹とか寿司とか思ってたんだけど、フレンチをやることに決めんだよね。

-東京へ上京。4畳半のタコ部屋で修業が始まった

 料理をやるなら東京と決めてたから、その調理師学校の求人のビラを見て日本橋の洋食のレストランに行くことにして、最初はその会社の寮に入って四畳半に2人みたいなタコ部屋で・・・笑

 給料なんかもう安いんだけど、ご飯は賄があるし、お金を使う暇もないしという本当にキツイ毎日だったよね。でも、1年経つと転勤願いが出せたから、埼玉の大宮の新店がオープンするところに異動して、その時は所帯を持つというタイミングでもあったから、18歳の時に大宮にボロいアパートを借りて、そこで生活が始って。

-持前の負けず嫌いさで頑張れた

 当時のフレンチの世界って今と違って、もう上下関係が凄かったし、殴る蹴るは当たり前みたいな世界だったから、めちゃくちゃだった。でも、実力主義の世界だから能力があれば昨日まで先輩だったとしても、今日は上下関係が逆転しているっていう感じだったよね。だから、今思えば18歳くらいの時の負けず嫌いさだけで頑張ったのかなぁ~って思う。

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