高校生の時からラーメン屋を開業すると決め、25歳で1号店をオープン。
 大学を中退し内装業で資金を貯め、3ヶ月以内で結果が出ないと辞める覚悟で挑んだ。
 店舗展開をすることは考えていなかったが、東日本大震災でラーメンの炊き出しの時に、ラーメンの底知れぬ力を感じ、もっと多くの人に提供したいという想いから店舗展開を開始。
 現在では5店舗を経営し、今後は海外展開へ。

株式会社 麺庄
CEO ラーメンクリエイター 庄野 智治 氏
経営店舗:麺や庄の、2丁目つけめん GACHI、麺や庄の gotsubo、油そば専門店 GACHI、MENSHO TOKYO

-ラーメン屋開業は高校3年生の時から決めていた

 僕は高校生の時から「ラーメン屋を開業して自分でやろう!」と決めていたんです。小学校の時には2歳年上の兄と一緒に、近所の中華料理屋さんやラーメン屋さんを食べて回るみたいなことをやっていたんです。

 そんな感じでラーメンがすごく好きで、学校の帰りにコロッケを買って食べてたんですが、そのコロッケを売っている肉屋さんが“げんこつ”をただでくれたので、それを使って友達と一緒にラーメンのスープを家で炊いてラーメンを作ったりしていたくらいなんです。笑

 その時に作っていたラーメンがやたら評判良かったので、「これはおれラーメンを作る才能あるぞ!」って思って、がむしゃらにやれば自分もラーメン屋ができるだろうって、高校3年くらいの時にはすでに「将来はラーメン屋をやろう!」って決めていました。

-大学を中退しラーメン屋開業の準備を始めた

 でも、着実に進めていきたかったので経営を勉強しようということで大学にいったんですが、大学に行っている内に早く現場で体感したいという欲求が出て来て、途中で大学は辞めてお金を貯めようと思って内装業屋さんで働き始めました。

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